・貯蓄だけでは破産!? 年金不安、将来への備えで注意すべき重要なコト

国際連合はさまざまな日を国際デーとして定めており、その数は1年に185日もあります。2日に1回は何かしらの記念日にあたる計算で、少し多すぎるような気もしますね。国際デーはグローバルな課題について周知する目的もあるため、世界にはそれだけ問題が山積しているということかもしれません。

ちなみに7月11日は国際デーの1つ、「世界人口デー」です。なぜ7月11日が世界人口デーに定められたのでしょうか。

由来は50億人目の赤ちゃんが生まれた日

7月11日が世界人口デーに定められた理由は、世界人口がちょうど50億人に到達した日だとされているためです。記念すべき50億人目の赤ちゃんとなったのは1987年にユーゴスラビアで生まれたマテイくんで、国連人口基金が認定しました。そして1990年、国連人口基金の提案によりマテイくんの誕生日が世界人口デーとなったのです。

しかしその後の人口統計の改定により、世界人口が50億に到達したのは1986年に変更されました。つまりマテイくんは50億人目の赤ちゃんではなくなったわけですが、世界人口デーには誕生日の7月11日がそのまま採用されています。

やや複雑な経緯となってしまいましたが、世界人口デーは世界の目を人口問題に向けさせる大切な日であり、その意義に変わりはありません。皆さんも今日は人口について考えてみてはいかがでしょうか。