財形制度

財形制度は、給与天引きで貯蓄できる制度です。投資信託などでの資産運用を行うのではなく、貯蓄による資産形成をサポートします。

【特徴】

・一般財形、住宅財形、年金財形の3種類がある
・一般財形は使いみちが自由
・住宅財形、年金財形は払出しの目的に制約があるが、一定額まで利子等が非課税になる

制度の詳細は「財形貯蓄とは?」もご覧ください。

給与天引きのため、貯蓄習慣づくりに向いている制度と言えます。また住宅の購入資金、老後の資産を区別して貯蓄していくことができるため、こうした目的への貯蓄には有効な手段となります。

資産形成制度だけではない、押さえておきたい福利厚生

直接的に資産形成を支援する制度をご紹介してきましたが、お金の面で活用できる福利厚生は他にもあります。

・    住宅補助(賃貸料の支援など)
・    団体保険(生命保険、医療保険などに安価に加入できる)
・    健康保険組合による付加給付(高額療養費適用後の自己負担額をさらに軽減するために健保組合が行う上乗せ給付)
など

これらは資産を作るのではなく、支出を減らす側面から従業員を支える制度となっており、ライフプランを考える上では押さえておきたいところです。他にも企業によってはユニークな制度があったりするかもしれません。せっかく用意されている制度は、ぜひ積極的に活用していただきたいところです。

制度を知ることは“未来への投資”になる

企業の福利厚生はさまざま用意されているため、かえって複雑に見えてしまうかもしれません。しかし、仕組みを理解し活用すれば、将来の安心につながる強い味方になるものです。資産形成は時間をかけるほど有利となる、すなわちできるだけ早く始めることが鍵になります。新生活が始まる節目のタイミングで、制度の整理と活用を検討してみてください。

(執筆:三菱UFJ信託銀行 小澤 良祐)

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