資産形成・投資について中立的立場から学びを提供する三菱UFJ信託銀行の『お金の、育て方』。同サイトに掲載されたコラムを転載・再編集してお届けする(掲載元の執筆日:10月10日)。
2018年に始まったつみたてNISAとそれを引き継いだ2024年のNISAにおけるつみたて投資枠、インデックスファンドを中心とした手数料の低価格化などを背景に、投資信託が身近なものとなってきました。投信協会が毎年実施しているアンケート調査によると、特に若年層を中心に投資信託の保有率が大きく伸びていることがわかります(図表1)。
図表1 年代別投資信託の保有率
投資信託といえば「分配金」という言葉が登場しますが、この分配金については投資経験者でも多くの誤解があるようです。今回は投資信託の分配金について、投信協会の調査をもとに誤解されやすい3つのポイントを解説します。

