神戸物産の例
業務スーパーを運営しているのは「神戸物産」という会社です。神戸物産の株価は、この10年で約40倍になっています。私が大学生だった約15年前には、近くにあった業務スーパーによく行っていましたから、10年前に10万円でも株を買っていれば、今頃それが400万円に化けていたというわけです。これこそ「お得」な買い物ですよね。
10年前の神戸物産といえば、時価総額200億円ほどで、証券会社のアナリストもほとんどフォローしていないような状況でした。そんな時にあなた自身が「アナリスト」になることで、彼らに先んじて素晴らしい企業を見つけることができたのです。
もし、あなたが業務スーパーにハマり、「また来よう」と思えたなら、それは企業分析の本質である「未来を見通した」ということに他なりません。それは、どんなアナリストレポートよりも意義ある情報となります。
ピーター・リンチ氏は「アマチュアだからこそプロよりも素晴らしい投資を行うことができる」と言っています(重要なので、繰り返し引用いたします)。それはまさにあなた自身が「アナリスト」になるということに他ならないのです。
ぜひ今すぐ街へ出て、企業分析を始めてみましょう。
1社15分で本質をつかむ プロの企業分析
著者名 栫井駿介
発行元 クロスメディア・パブリッシング
価格 1848円(税込)


