老後にお金を使うことをアドバイスする本が売れている
『ゼロ活~お金を使い切り、豊かに生きる!~』(井戸美枝著)、『DIE WITH ZERO人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著)といった本が今売れています。
『ゼロ活』は終活の話題をマネーの観点から捉え直した本です。お金を貯め込んで老後を迎えてみたものの、なくなってしまう心配をしていたら、ほとんど使わずに最期の日を迎えてしまうことになってもいいのだろうか、今の楽しみのためにもっと使っていいのではないか、という問いかけがそこにはあります。
もちろん行き当たりばったりでお金を使ってしまうわけではなく、計画性も必要です。安心も確保しつつ上手にお金を崩していく方法を紹介しています。
『DIE WITH ZERO』はアメリカの著者が解説した同テーマの本です。こちらも表題が示すとおり、「ゼロ円で最期を迎えることが理想的」というスタンスです。
いずれもお金と幸せを考えるよい材料だと思います。ファイナンシャル・ウェルビーイングの目線から紹介してみたいと思います。