「コスト高止まり」「値下げ要請」「順調推移」、現状は三者三様
企業動向関連では自社および取引先の動向などを踏まえた声が聞かれた。
食料品製造業経営企画「能登半島地震で被災して以降、減少した受注が戻り切らない状況が続いている。様々なコストの高止まりとあいまって非常に厳しい経営環境」(□不変)
繊維工業総括「米国政権の関税措置による影響は現時点で正確には見通せていない状況だが、様子見により発注を抑制する取引先があるという声や、取引先から値下げ要求があったという声がある」(▲やや悪)
建設業経営者「過去3カ月の工事受注は順調に推移」(〇やや良)
景気の現状は前月差で大幅プラスの北陸だが、今後はどうなるのか。
●北陸の景気の先行きは? 後編「【北陸の景気の先行きは?】全国平均上回るも、「我慢の営業」「踏ん張りどころ」と慎重な理由とは「2025年6月公表最新調査」」 にて詳報する。
調査概要 調査名:景気ウォッチャー調査(令和7年5月調査) 調査公表:2025年6月9日 調査主体:内閣府 調査対象地域:北海道、東北、北関東、南関東、甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄2050人 実施期間:毎月25日~月末