企業型確定拠出年金で最低限必要な知識って?

ただ、学びながら投資に取り組むといっても、最低限これだけは身につけておきたいという知識があります。それは「運用資産における「ブレ」とは何か(リスク・リターンの理解)」と「ブレを抑制する方法」を理解することです。

リスクとは投資の結果が予測通りにならない可能性のこと、投資対象の値動きのブレ幅を指しています。またリターンとは運用で得られる収益のことです。資産運用では良い時ばかりでなく悪い時もあることを理解しておきましょう。このリスク・リターンのブレ幅を抑制するためには、長期分散積立投資で運用に取り組むことが大原則です。

ファイナンシャル・ウェルビーイング・マネジメント編集部作成

以上、今回は企業型確定拠出年金の定期預金に関する疑問にお答えしました。投資信託の運用を考えている方は、上記の知識を参考に検討を進めてみてはいかがでしょうか。

●これまで購入してきた定期預金商品はそのままにしておくか、売却して投資信託の商品に変更(スイッチング)するか、どちらが良いのでしょうか? 次回の記事【企業型確定拠出年金で「定期預金商品を卒業」する時に知っておきたい、スイッチングに向いている人・不向きな人】で詳細をお届けします。