資産運用の成功とは?

前回より始まりました『NISAや確定拠出年金で役立つ賢いお金の育て方』。今回はその第2回として、前回お話ししました初心者も納得して実行できる資産運用の5つのポイントのうち、最も基本的かつ重要と考えるものをお話しします。

今回のテーマは、“「お金のなる木」を持つ〜資産運用を成功させる大原則”です。 キーワードは「お金のなる木」と「資産運用を成功させる」です。

まずは資産運用の成功について考えます。

皆さんにとって資産運用の成功とは何でしょうか。どのような状況でしょうか。100人の方に伺えば100通りの答えがあるかもしれない状況では、なかなかお話を進めることができませんので、多くの方に当てはまると思われるように定義します。

資産運用の成功とはインフレに負けずお金を殖やせること

前回、投資初心者の方も納得して実行できる資産運用に求められる8つの条件をリストアップしました。その中の1つに「インフレに負けないリターンが期待可能であること」を挙げました。多くの方にとって資産運用とは資産を増やすことだと思われますが、数字上の金額が増えても、物価上昇に追いつけなければ、実質的にお金(の価値)が減ってしまうことになります。

長い間デフレが続くわが国にいると物価上昇のことは忘れてしまいがちですが、今年になってからは年率3%を超えるペースで物価が上昇しています。言い換えれば年率3%を超えるスピードでお金が目減りしているわけです。やはりインフレを念頭に置いた運用目標とすることは重要であると考えます。

資産運用の成功には投資が不可欠

預貯金ではお金をインフレから守れるが殖やすには力不足

資産運用の方法として最も一般的なものは預貯金でしょう。

過去のデータを見ると、預貯金ではインフレに負けないようにお金の価値を維持することはできますが、インフレを超えるリターンを挙げてお金を殖やすことはできないようです。