eMAXIS Slimの“オルカン”も“S&P500”もそれぞれ保有者が500万人に!

今や、NISAで資産運用をする人の間で、その名前を知らない人はいないだろうと思われる「eMAXIS Slim」。

なかでも人気なのが、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の2本です。

両ファンドを設定・運用している三菱UFJアセットマネジメントによると、この半年間で前者の保有者数が約47万人、後者の保有者数が約42万人増え、ともに500万人を突破したということです。

ちなみに、2025年3月末のNISA口座数は2647万口座ですから、仮に500万人がNISAを通じて購入していたとするならば、約5人に1人がいずれかのファンドを保有していることになります。

資金の純流入も順調です。直近では昨年8月と今年4月、2度の株価急落があり、加えて米国の内向き外交の影響もあって、米国以外の国・地域に投資機会を見出そうという動きも若干見えたものの、月間純資金流入額を見ると、米国株式で1000億円ほど、オール・カントリーで1400億円程度あります。

一部では「S&P500は言うに及ばず、米国株式への投資比率が高いオール・カントリーへの投資は危険」という声も上がっていますが、現時点において、米国株式は最高値を更新しており、両インデックスファンドとも、基準価額は順調に値上がりを続けています。