3月の新規設定は35本に増加

3月の新規設定は35本と2月の15本から増加し、設定額も約680億円と2月の約630億円から増加した。設定額が最も多かったのは「先進国好利回りCB2023-03(ヘッジあり)(限定追加型)」の約190億円だった。同ファンドは、日本を含む先進国のCB(転換社債)を主要投資対象とする。CBは債券と株式の両方の性質を持ち、相対的に高い利回りを確保しながら、値上がり益も狙えるという性質を兼ね備えている。同ファンドの購入申込は2023年3月24日までで、信託期間は2023年3月10日から2027年3月9日までとなっている。

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
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