投資信託を選ぶ際、各販売会社が自社のサイトで公開している「売れ筋ランキング」を確認する個人投資家は多い。そのランキングを定点観測して、トレンドを追う連載。今回は、三菱UFJ銀行。
三菱UFJ銀行の販売額(1カ月)ランキング2026年5月のトップ3は前月と同じだった。トップに「MUFGウェルス・インサイト・ファンド(標準型)」、第2位は「eMAXIS 日経225インデックス」、第3位は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)だった、第4位には前月第8位だった「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」がジャンプアップし、第5位は前月第6位だった「MUFGウェルス・インサイト・ファンド(積極型)」、第6位には前月は第7位だった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が上がった。第8位には前月第9位の「三菱UFJインデックス225オープン」が上がり、第9位にはトップ10圏外から「eMAXIS 日経半導体株インデックス」がランクインした。
※三菱UFJ銀行のサイト内の投資信託検索サイト、「ファンドランキングから探す」の「販売額:1カ月」に基づき編集部作成。期間は2026年5月。
https://fs.bk.mufg.jp/webasp/mufg/fund/ranking/hanbaigaku_1m.html
グローバル市場で際立つ上昇の「日経225」
三菱UFJ銀行の販売額(1カ月)ランキングの5月は、日本の「日経平均株価」連動型株式インデックスファンドが順位を上げた。第2位の「eMAXIS 日経225インデックス」(設定は三菱UFJアセットマネジメント)の他、第4位にジャンプアップした「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」(三菱UFJアセット)、そして、第8位に上がった「三菱UFJインデックス225オープン」(三菱UFJアセット)など、「日経平均株価(日経225)」連動型のインデックスファンドがトップ10に3本ランクインした。
「日経平均株価」は4月に16.10%上昇した後、5月に11.88%高と2カ月連続で2ケタ上昇を記録した。実際の価格は4月27日に6万円の大台に乗せて史上最高値を更新した後、5月29日には6万6000円を超える水準にまで上昇した。2025年12月末は5万339円だったため、5月末までに5カ月間で31.76%上昇したことになる。
この「日経平均株価」の年初来上昇率は、同期間の「S&P500」の10.73%高、英「FTSE100」の4.60%高、ドイツ「DAX」の2.30%高などを大きく引き離して先進国株の中でも高い上昇率となっている。新興国でも中国の「上海総合指数」は2.51%高、インド「sensex30」は12.81%安だったため、世界的にも優れて高いパフォーマンスとなった。さらに、6月には一段高へ進んで、6月15日には6万9317円と7万円の大台に乗せそうな水準にまで上昇している。ただ、「日経平均株価」の6万9000円台乗せは、米国とイランの停戦合意がきっかけだっただけに、中東情勢によって揺さぶられる可能性もあり、当面は神経質な展開になりそうだ。

