年初から2倍になった「日経半導体株インデックス」
一方、5月の売れ筋トップ10にランクインした「eMAXIS 日経半導体株インデックス」(三菱UFJアセット)は、日本の主要な半導体関連企業30銘柄で構成されたインデックス「日経半導体株インデックス」に連動することをめざすインデックスファンドだ。2024年3月25日に公表が始まった新しいインデックスだが、同インデックスの構成銘柄は、「東京エレクトロン」、「アドバンテスト」、「レーザーテック」、「信越化学工業」、「ディスコ」、「キオクシア」など近年の「日経平均株価」の上昇をけん引してきたといえる銘柄群になっている。
「日経半導体株インデックス」の推移を振り返ると、5月は23.50%高、4月は36.18%高で、年初から5月末までに100.03%高と約2倍になっている。その上昇率は「日経平均株価」を大きく上回っている。これは、現在の国内株式市場が、半導体株やその成長エンジンと考えられているAI関連産業に強く依存していることを表している。現在のところは、「日経半導体株インデックス」は「日経平均株価」の先行指標ともいえる存在になっている。引き続き「日経半導体株インデックス」が堅調に推移するものであるか、慎重に行方を追いかけていきたい。
執筆/ライター・記者 徳永 浩
