「先取り貯蓄×投信積立」は必須
山田さんのように貯蓄をどんどん増やしていくのは簡単なことではありません。しかし、貯蓄を計画的に増やすなら、先取り貯蓄は必須と言えます。
さらに先取り貯蓄の際に取り入れたいのが、投信積立です。今すぐ使う予定がないお金なら、投信積立で先取り貯蓄を行っていきます。iDeCoやつみたてNISAを利用して“先取り設定”を施せば、まさに先取り貯蓄×投信積立を実行することができます。
言われてみれば当然の先取り貯蓄ですが、実際できていない、やっていない人は意外なほど多いものです。
貯蓄ができないのは収入が少ないからと思いがちですが、大切なのは「収支バランス」と先取り貯蓄の「実行力」です。収入額は関係ないと思うと、自分の収入でも貯蓄を増やせるかもしれない、とやる気になりませんか?
貯蓄が思うように増えないという人は、まずは手取りの5〜15%を貯蓄の目標額として設定し、積み立て計画を立ててみてはいかがでしょうか。そこに投信積立を取り入れると、お金が育つ“追い風”となって、目標達成に大きな力を貸してくれることでしょう。