外国株式型1位は「インデックスファンドMLP(毎月分配型)」(11.90%)
外国株式型ファンドのリターン1位は「インデックスファンドMLP(毎月分配型)」だった。同ファンドは米国の金融商品取引所に上場しているMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)や、MLPに関連する証券を主要対象とする。MLPの多くは原油や天然ガスなどのパイプラインや、貯蔵施設といったエネルギーインフラ関連事業に投資を行い、貯蔵施設やパイプラインの利用料などを収益源としている。2021年11月末時点のMLPの利回りは8.2%(S&P MLP指数)と、S&P500種株価指数の1.3%を大きく上回っている。1月は原油価格が上昇したことや、主要MLP指数が分配金の増額を発表したことが支援材料となり、同ファンドの基準価額は上昇した。1年間のリターンも56.48%と高く、毎月20円の分配金を安定的にだしている点も魅力だ。MLPという聞き慣れないテーマなので純資産残高は67.93億円(2022年1月末時点)しかないが、高いリターンをだしているファンドとして注目だ。