「『やり過ぎ』なような気もするんです……」

相談者: 内田 美保さん(46) 会社員 (仮名)

当社の投資セミナーへの来場をきっかけに個別相談を希望された内田さんは、生涯シングルで過ごすことも視野に、老後に備えるべくすでに行動を起こしていました。

2年ほど前、40歳を過ぎて老後に年金以外の収入が欲しいと考えるようになった彼女は、あるFPのセミナーに参加しました。セミナーを主催していたのは不動産業者で、彼らに勧めるがままに足掛け2年で都内に計3件もの投資用マンションを購入しました。6800万円と年収に対して金額の大きいローンを抱えているものの、まとまった金額の家賃収入を得られていることにひとまず満足しているといいます。

「それでも、何か不安をお持ちだからこうして相談にいらしているのですよね?」と尋ねると、彼女はこう答えました。

「ちょっとやり過ぎのような気もしていて……。本当にこれでいいのか、今ひとつ自信が持てないんです。セカンドオピニオンとして、今の私の資産運用について客観的な評価を聞かせてもらえませんか」。

確かに、3件もの不動産に投資しているのですから「やり過ぎかも?」と感じるのは無理もありません。毎月の家賃収入からローン返済を差し引いてもそれなりの額は残る、と言うのですが、固定資産税を差し引くと、月当たりの利益は1000円程度という計算結果になりました。