新NISAの「成長投資枠」は国内外の株式や投資信託が対象だが、銘柄選びに迷う方も多いだろう。そこで、投資対象別の重要ポイントを3回に分けて解説する。中編となる今回は「米国株」の選び方について。

【成長投資枠】米国株は3つのポイントで選ぼう

米国株には多くの高配当銘柄がある。米国株投資でも国内株と同様、基準を設けて銘柄をピックアップすることをおすすめする。以下の3つのチェックポイントを満たす銘柄を選ぶと良いだろう。

【米国株式の選び方ポイント】

①    連続増配株を選ぶ

②    買いやすい価格帯かチェック

③    業績をチェック

①連続増配株を選ぶ

米国企業は、配当や自社株買いといった株主還元に積極的な点が大きな特徴。株主からの還元圧力が強い米国では、必要以上の利益を社内に溜め込むことは良しとされない風潮にある。特に、新規の設備投資がそれほど必要なく、かつ業績が安定している企業ほど積極的に利益を還元する傾向が見られる。

日本でも知られている銘柄としてはコカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソン、マクドナルドなどが数十年単位で連続増配を行っていることで有名だ。

②買いやすい価格帯かチェック

国内株式は100株単位(1単元)からが投資単位だが、米国株は1株から投資できる。国内銘柄と比べても少額から投資できる銘柄が多いのはメリットといえるだろう。アップルやマイクロソフトなどの有名銘柄への投資というと身構えてしまうかもしれないが、比較的手ごろな金額から投資できる。ただし、NISA口座で米国株に投資したい場合、どこの金融機関でも可能というわけではない。取り扱いがあるかどうかを事前に確認しておこう。

③業績をチェック

米国株へ投資する場合も、国内株と同様に企業業績のチェックが必要だ。直近の売上高や最終利益に加え、経年の業績推移を確認しよう。

米国株の業績は、米国株を取り扱うネット証券などで過去の業績推移や将来の業績予想などの情報が提供されている。そうしたサービスなどを利用すれば米国株の業績も確認しやすいだろう。

●新NISA成長投資枠で投資する投資信託の銘柄選びにポイントはある? 後編『今からでも遅くない!新NISA「成長投資枠」で投資するなら“知っておきたい”銘柄選びの基本とは?【③投資信託編】』で解説している。