資産形成に興味がある人の中には、クレジットカードを使って投資信託を積み立てる「クレカ積立」が気になる人もいるのでは?「クレカ積立」にはポイントが付くなどのメリットがある一方、デメリットや注意点もある。詳しく確認してから利用するかどうかを決めるのがおすすめだ。
クレカ積立のデメリット・注意点
クレカ積立にはポイントが貯まる、手間なく投資が継続できるなどのメリットがある反面、デメリットもある。始める前に注意点も確認しておこう。
【クレカ積立のデメリット】
①買付のタイミングが指定できない
②積立を継続するにはショッピング枠の空きが必要
③積立額によってはポイントがもらえない場合も
④ポイント付与条件が改悪される可能性も
①買付のタイミングが指定できない
クレカ積立のデメリットとして、買付タイミングの自由度の低さが挙げられる。通常の投資信託の積立では積立頻度や積立日など自分で選べるケースが主流だが、クレカ積立では、月1回決められた日付で買い付けることになる。
例えば、通常の積立なら「毎日」「毎週」「毎月」などの頻度が選択できることも多く、積立日も自分の都合に合わせて設定できるのが一般的。しかし、クレカ積立では毎月決められた日に積み立てる選択しかなく、自由度が少ないといえる。
②積立を継続するにはショッピング枠の空きが必要
クレカ積立には、クレジットカードのショッピング枠を使うことになる。普段よくカードを利用する人の場合、ショッピング枠(利用可能額)が投資信託の積立と日常の買物の両方に使われることで空きがなくなり、商品を購入できなくなる可能性がある。
そうなっては元も子もないため、事前にショッピング枠の上限を確認しておくこととよいだろう。残高不足でクレジットカードの代金引き落としができなかったという失敗には十分気を付けよう。
③積立額によってはポイントがもらえない場合も
クレカ積立のメリットは少額からの積立も可能なこと。金融機関によっては月100円から積み立てることもできる。
ただし、100円などの少額から始める場合、ポイント還元を受けられない可能性があることに注意が必要。例えば「200円ごとに1ポイント付与」というルールのカードの場合、100円だけの利用だとポイントがつかない。
④ポイント付与条件が改悪される可能性も
クレカ積立のポイント付与率などは、将来的に変更される可能性があることを知っておこう。今、「この金融機関が一番お得だ」と思って利用し始めても、今後ポイント制度が改悪されたり、他社がさらに付与率をアップするかもしれない。長期にわたって投資を続けているうちに、得られるポイントが当初の想定より少なくなる可能性がある。
クレカ積立を始めるならメリット、デメリットを勘案して
クレカ積立はメリット・デメリットを納得した上で始めるのが大切。「手続きが難しそう」と不安に思う方もいるかもしれないが、手順はシンプル。事前に全体の流れを把握しておけば、スムーズに開始できるだろう。
