18-39歳では、4割以上がNISA利用に前向き
同調査では、NISAの利用率に加え、NISAを利用していないと回答した人に対し「NISA制度を今後利用しますか」と聴取しました【図表3】。すると、利用済+利用意向がある人の合計では35.8%でした。利用率は22.3%であるため、利用意向がある人が全員NISAを利用した場合、NISAの利用者が最大で現状の1.6倍にまでなる可能性がある、といえます。
NISAの利用済+利用意向がある人を「NISA前向き層」、NISAの利用に後ろ向きな回答者を「NISA意向なし層」と定義すると、18-39歳ではNISA前向き層が4割以上である一方、高齢層ほどNISA意向なし層が多く、60代では約半数に上りました。
【図表3】NISAの利用者割合と未利用者における利用意向
ここまでの結果から、NISAは広く知られるようになりつつも、実際に利用している人はまだ限られています。次回のコラムでは、「年代別の利用意向の変化」や「金融教育・ライフプランとの関係」など、NISA利用を後押しする要因について深掘りします。
●詳細記事:【NISAをやる人・やらない人を分ける「決定的な差」は何か…1万人調査で浮き彫りになった「投資に踏み切れる人」の共通点】
(三井住友トラスト・資産のミライ研究所 清永 遼太郎)

