外国株ファンドは米株の割高感を警戒か
強気と弱気が入り交じって柔軟な銘柄選択が行われている国内株ファンドとは異なって外国株ファンドはやや硬直した動きに感じられる。三菱UFJアセットマネジメントが設定する「オルカン」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がトップ2を続けているのは、中長期の資産形成をめざして積立投資などで両ファンドを毎月購入している投資家が少なくないことを示しているのだろう。
ただ、市場の動きを見ているのであれば、4月第2週から「SOX指数」は史上最高値を更新していたため、第3週のランキングでは「iFreeNEXT FANG+インデックス」(大和アセットマネジメント)や「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド<購入・換金手数料なし>」(ニッセイアセットマネジメント)などがランクを上げていてもおかしくないように感じられる。しかし、実際には、「iFreeNEXT FANG+インデックス」は順位を落とし、「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド<購入・換金手数料なし>」の順位は動かなかった。この辺の動きが鈍いのはやはり、米国ハイテク株に対する「割高」の意識が相当根強く残っているためかもしれない。
執筆/ライター・記者 徳永 浩
