家事代行導入で変わった生活

家事代行サービスを取り入れて1カ月が経ち、生活は様変わりした。夕食が終わった後、幸次が買ってきた日本酒を2人で飲みながらサブスクで話題のドラマを見ていた。

「こんな風にゆっくりと話す時間ができて本当に良かったね」

「……結婚した当初なんかは普通にやってたはずだけど、お互いに仕事とか家事に忙殺されてやらなくなってたんだよな」

幸次は日本酒を飲みながらしみじみと語った。

「今は何も考えないでいい時間を過ごせるようになった。家事代行に頼むようになったらなぜか幸次も率先して家事をやってくれるようになったしね」

美香の言葉に幸次は下を向いて笑う。

「ま、まあほんとにちょっとずつできることだけだけど」

「ううん、それがあるから2人でゆっくりと話せる時間ができてるの。あのときちゃんと話せてよかった」

美香の言葉に幸次は頷く。美香はどれだけ忙しくなったとしても夫婦の時間だけは守り抜いていきたいと思った。

※複数の事例から着想を得たフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。