国際結婚したいなら考えておきたいこと

日本婚活ツアーの日本人スタッフは、メアリーさんについて「まるで大和撫子のようだった」と語っていました。

外国人参加者は我先に自己紹介をし、自分を積極的にアピールします。一方、メアリーさんは自分から話しかけることが少なく、そのため会話の機会を逃してしまう場面も多かったようです。得意としていた身振り手振りでのコミュニケーションも、今回はあまり功を奏しませんでした。それは同時に、彼女の弱点でもあったのです。

外国人と結婚し、海外で暮らしたいと考えるなら、やはり英語力をもう一段階高める必要があるでしょう。また、「結婚」を目的とするのであれば、結婚相手の選択肢に日本人を含めることも視野に入れてほしいところです。海外勤務をしている日本人も多く、海外移住を考えている人を結婚相手として検討するのも、一つの現実的な選択ではないでしょうか。

海外で暮らすということは、やはり簡単なことではありません。文化の違いはもちろん、生活様式や食べ物も大きく異なります。国際結婚では、価値観や考え方の違いから離婚に至るカップルが少なくないのも事実です。その点、相手が日本人であれば、メアリーさんにとって、より安心して暮らせる可能性もあるでしょう。

国際結婚にこだわる気持ちも、よく理解できます。ただ、厳しいことを言うようですが、幸せな結婚を考えるなら、相手の選択肢を広げることが必要な場合もあります。

私たちカウンセラーは、相談に来られた方の幸せを心から願っています。だからこそ、ときに厳しい意見もお伝えします。それをどう受け止め、どう選択するかは、ご本人次第……。今回も、メアリーさんの幸せを心から願っています。

※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。