英語ができないと受け入れられないのか
そしてあるとき、アメリカから20人以上の男性が来日しました。アメリカ全土の3社のお見合い会社が合同で、日本婚活ツアーを開催したのです。
1週間の旅程で、シンフォニークルーズや掘りごたつカフェ、浅草観光など、日本文化を体験しながらお見合いを行う内容でした。
メアリーさんも参加しましたが、会話の多くはスタッフ相手だったそうです。スタッフの中には日本人もおり、自然とそちらに話が流れてしまいました。アメリカ人男性は英語ができないと「なぜ?」と思うようでした。
そして言葉によるコミュニケーションが取れなければ、結婚は難しい。そう考える男性も多かったのです。「どんな人生を歩んできたのか」「仕事は何をしているのか」「これからどんな人生を送りたいのか」。結婚を考えるなら、そうした話をきちんとしたいと思うのは、もっともなことです。
これが若い頃であれば、勢いで何とかなる場合もあります。「アイラブユー」しか言えないまま結婚したカップルもいました。見つめ合い、手をつなぐだけで通じ合えることもあるでしょう。
しかし大人になると、そうはいきません。言葉を交わし、互いの人生を理解することが、より重要になるのです。
