パフォーマンスは中国A株と「ゴールド」
個別ファンドの月間騰落率(ブル・ベア型、通貨選択型を除く)では、「エマージング株式型」の「東洋・中国A株ファンド「創新」2021(限定追加型)」が32.31%、「東洋・中国A株オープン「創新」」が31.28%と飛びぬけた成績となり、続いて、「深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)」の22.57%など、中国A株(本土株)に投資するファンドが好調だった。中国の「上海総合指数」は8月に月間で8%上昇し、「深セン成分指数」は同15%上昇している。また、「ブラックロック・ゴールドメタル A」が15.63%、「ブラックロック・ゴールド・ファンド」が14.44%など金(ゴールド)関連ファンドも大きく値上がりした。
分配金利回りトップは3カ月連続「WCM 世界成長株厳選ファンド」
分配金利回りのトップ3は前月と同じで、トップは「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」で利回りは34.46%(前月は31.94%)、第2位は「グローバル・ロボティクス株式ファンド(予想分配金提示型)」で30.00%(同28.0%)、第3位は「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドD」の28.05%(同27.34%)だった。
執筆/ライター・記者 徳永 浩