2月10日週、株式相場の動静は

今週(2月10日週)、最後のアジェンダです。少し株式相場の動静を振り返ります。

 

NASDAQ100の直近1カ月の動きをまとめました。この1カ月、DeepSeekショック、関税引き上げ、雇用統計の予想外の強さから利下げ観測が遠のいたこと、消費者物価指数の伸びが加速したこと、さまざまな動きがありました。NASDAQ100 は、その都度大きく下がってはいます。ただ、最終的にはDeepSeekショック前の高値を超えました。

 

対する日本株はDeepSeekショック以前の高値を超えられていません。ただ、底堅さは維持していると言ってよい状況です。

 


ヨーロッパでは、独DAX指数が史上最高値を更新しました。ユーロ安に端を発する輸出関連銘柄への期待感の高まりが要因だという声があります。また停戦への期待もあるようです。いずれにせよドイツ株は非常に堅調に推移しています。