金利引き上げに伴い、「行動した」人は14.9%
こうした状況下、銀行口座の切り替えや新規開設を行った人はどれくらいいるのだろうか。調査によれば、「切り替えた(新規開設した)」と回答した人は14.9%。
一方で、実際に行動に移さなかった人の理由としては、「切り替えるほど金利にメリットを感じていない」と回答した人が37.8%と最多。僅差で「手間が大きい・面倒と感じる」が37.7%と並び、「現在利用している銀行口座の方が安心感がある」が16.8%と続いた。
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とはいえ、新年度に向け就職や転勤などをきっかけに銀行口座を新しく開設しようという人もいるはず。調査では現在メインで利用している銀行口座を選んだ理由も聞いているが「身近に店舗やATMがある」という答えが27.4%と最も多く、続いて「手数料が安い(22.0%)」、「全国に店舗やATMがある(20.8%)」となっている。
調査概要 調査主体:株式会社三井住友銀行 調査名:“相談しづらい”貯金に関する意識調査 調査対象:20代~40代の有職者600人(全国/男女) 調査期間:2025年1月15日~1月16日