ネット証券の「積立設定」への対応を確認!
先ほどの楽天証券のケースでもう少しだけ細かく言うと、
・「つみたてNISA」を使っている人は、現在の積立設定(毎月どの商品をいくら買うか)が新NISAの「つみたて投資枠」に引き継がれる
・「一般NISA」を使っている人は、現在の積立設定が新NISAの「成長投資枠」に引き継がれる
となります。では、楽天証券以外の証券会社はどのような動きになるのでしょうか。
SBI証券の場合
ここでネット証券会社として人気のSBI証券のホームページを見ると、同じような対応になる旨の記載があります。
2023年のNISA口座で登録されている投信積立設定を一定のルールに基づき新NISA口座に自動で引き継ぎます。
出所:株式会社SBI証券「11/18(土)受付開始予定!2024年からの新NISAでの投信積立に関する変更点、画面操作方法について」
上記の通り、SBI証券では、2023年11月18日より新NISAの積立設定が可能となる旨が明記されています。
マネックス証券の場合
さらに、マネックス証券も同様に、HPの記載を確認してみます。
新NISAでの投信つみたてのお申込み開始は2023年12月下旬を予定しております。
なお、現行NISA(一般NISA・つみたてNISA)で投信つみたての設定がある場合は、自動的に現在の設定が新NISA口座に引き継がれます(※)ので、再度の設定操作は不要です。(※)新NISAの対象外ファンドは除きます。
出所:マネックス証券株式会社「新NISAでの投信つみたての設定はいつからできますか?」
やはりSBI証券・マネックス証券も楽天証券と同じで、「すでにつみたてNISAや一般NISAを使っていて、定期的に投資信託を買っている人。あなたは、今の設定が新NISAでも引き継がれますよ」という対応になるようです。
3社の積立設定をまとめると、
・楽天証券は、2023年11月13日から新NISAの積立設定ができる
・SBI証券は、2023年11月18日から新NISAの積立設定ができる
・マネックス証券は、2023年12月下旬から新NISAの積立設定ができる
となります(2023年10月14日現在)。