カナダのファンドとリモート面談→10億の買い付け

私たちが運用していたファンドの多くが実は「外国製」です。アメリカやイギリスなどの運用会社の商品を、それぞれの日本法人や提携する信託銀行から買っているわけです。

コロナ以前は、そうした会社の運用責任者が来日して、ファンドの近況などを説明してくれていましたが当然、ぱったり途絶えました。やむを得ず、こうした先とはオンラインでのミーティングに移っていきました。言葉が違うだけに、国内の取引先以上に当初はコミュニケーションが難しかったのは事実です。

しかしこれもまた、次第に慣れてきます。そうすると、わざわざ海外から出張してもらわなくても済むので、日程調整は楽ですし、ミーティングが不十分であれば再設定も可能。リモート態勢になって数ヶ月後には、インフラファンドに新規投資する目的で、カナダの運用会社とオンラインで打ち合わせ。私は自宅から10億円規模の投資にゴーサインを出しました。

運用現場のスタイルはハイブリッドが主流に

新型コロナウイルスの「第8波」の襲来が近いとも言われる中ですが、企業年金の運用現場は今、対面での打ち合わせやセミナーが復活し始めており、コロナ前の姿に戻りつつあります。

ただ、セミナーの多くは依然リモートだったり、対面とリモートを組み合わせたハイブリッドだったり。海外の運用会社も、コスト面から出張を減らしており、今後は対面が復活しつつも、リモートで可能なものは存続させる。そういった、全体として「ハイブリッド」なコミュニケーションが、運用現場のスタイルとして定着していくように思います。