入ろうとしたらもう遅い!?　 iDeCo加入はお早めに

さて、鳴海は自分の「おひとりさま」の老後を快適にするには、まず両親に終活してもらわなければいけないことに気づく。鳴海も正社員ではあるが、高級取りではない。何かあった時に仕事を辞めて介護をするというのも無理がある。なるべく両親にも節約してもらって老後の蓄えを増加、あるいは維持してもらいたい。そう提案したところ、父は安易に銀行がもってきた投資の話に乗ろうとしてしまう。

「よく知らないのなら、やってはいけない」と、やはりナスダ君に阻止され、難を逃れたが、ここで出てきたのが個人型確定拠出年金のiDeCo。自らの老後資産を運用商品で積み立てていく年金制度だ。おそらく、一般の漫画で「iDeCo」という単語が前面に出てきたのは初めてではないだろうか（しかも､かなり詳しく解説されている）。

両親はすでに年金受給者のため、iDeCoへ加入することはできなかったが、このあと鳴海は自らの老後資金にも思いをはせる。30代からできる自らの「終活」。まず初めに鳴海が取りかかったものとは!?

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