モニタリング結果への対応
商品性や運用力の劣化では売却や入れ替えの検討も
今回は投資した後の投資信託のモニタリングについて考えてきました。モニタリングの結果をどう生かすかについては、投資家の皆様のお考えもあるでしょうから、一概に申し上げるのは困難です。しかしながら、敢えて一般論として整理を試みると以下のように考えられます。
今回は厳選した投資信託での運用中のモニタリングについてご説明しました。
次回は、昨年9月以降、21回に渡り連載してきました“篠原滋の投資信託選びの「新常識」”の最終回となります。これまでの総集編として重要なポイントをまとめてお話しします。
著者情報
篠原 滋
しのはら しげる
株式会社お金の育て方 代表取締役/資産運用ナビゲーター
1996年に野村證券株式会社にて投資信託分析・評価業務を立ち上げ、独自の定性評価中心のプロセスを確立。2000年の野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社(“NFR&T”、野村フィデュシャリー・リサーチ・アンド・コンサルティング株式会社(”NFRC”)の前身)設立を経て、25年にわたり東京、ニューヨーク、ロンドンを拠点に国内外の多数の運用会社/ファンドの分析調査及び選定ファンドの組み合わせによる投資助言に従事。2021年9月に独立し、独自の視点に基づく合理的な資産運用並びに投資信託活用に関する情報発信を開始。2022年6月に株式会社お金の育て方設立に参加し代表取締役に就任。国際基督教大学教養学部卒。米国ニューヨーク大学スターン経営大学院経営学修士(MBA)課程修了。
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