ファイナンシャルプランニングはオンリーワンのストーリーを描くこと

こういうお客様は「金融機関へ行けば無料で商品の説明はしてくれるし、保険屋さんに行けば何でも教えてくれるけど、それらは本当に自分のベストのものなのか、今一つ納得がいかない」と考えています。商品ありきではなく、自分たちの家計がまずあり、それにあった考え方とその先にある商品を探しておられると感じます。

投資は投資、保険は保険と切り分けず、家計の全体像をとらえ、バランスがよく、そして抜けのないパーソナルファイナンスの仕組みをどう作るかを真剣に考え、様々な決断をしたあとで最後にニーズに合った商品を選ぶという順番です。

ファイナンシャルプラニングは、それぞれの家庭のストーリーです。家族がどんなで、今の状況がどんなで、将来はこんなふうにお金を使うことになる……。いつもそんなオンリーワンのストーリーを描きつつ、それぞれのご家庭に合った仕組みを作り上げていくのです。それが上手くいったとき、最後によく聞かれる言葉は「ああ、本当にすっきりしました!」です。考え方に整理がつき、どう進むべきかの決断に納得をすることができたということなのかと思い、お手伝いできてよかったと思うのです。