目に見えない不安も、具体化すれば解消される

今回、普通預金にはご提案後も5000万円とまとまった金額を残すことになりました。投資効率を考えれば、投資信託などの金融商品に資金をもう少し回したほうが合理的かもしれませんが、運用効率だけを重視するのではなく、お客さまの意向を汲みつつ、安心して資産形成を行える環境をつくるのもIFAの役割です。

投資効率だけを考えて投資をすると相場が急変したタイミングで感情的になり、運用をやめてしまう方も多くいらっしゃいます。投資目的や投資経験、価値観はお客さまそれぞれで異なります。資産運用は、長期的かつ大局的に捉えて続けていくことが大切であり、かつ、それが難しい点でもあるのです。そのため、投資効率だけでは説明がつかない「非合理的な投資行動」も踏まえて運用していく必要があります。

伊藤さんの場合、投資に積極的にお金を回したいというわけではなく、また結婚を控えた娘さんのために挙式や住宅購入の資金を工面してあげたいというご意向もありました。普通預金にとどめておく5000万円という金額は、これらを踏まえて決定していったものです。

お金に関する漠然とした不安を抱えている方はたくさんいらっしゃいますが、ご自身の資産状況や、「何が不安なのか」を把握できている方は意外と少ないものです。そのため面談では、まずお客さまの課題を見つけることから始めます。その後、キャッシュフロー表の作成などを通じ、どれだけの資産を投資に回し、また手元に残しておくべきなのかといった具体的な数字をお見せすることで、不安が「見える化」され、それが解消に向けた具体的なアクションに結びついてきます。

伊藤さんも、半年に一度行う定期面談で「最低限必要なお金は確保できているので、株価の変動を見ても一喜一憂するストレスがなくなった」と話してくださいました。お金のストレスを取り除く手段として、私たちIFAへの相談が一つの選択肢になればいいと考えています。

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