目の前の手取りだけでは見えないもの
66歳になって突然約70万円の請求を受け、さらに勤務先で給与から社会保険料が天引きされるようになった田村さんの事例についてお伝えしました。
本人からすれば、「会社が手続きをしていなかったのに、なぜ今さら」と納得できない気持ちになるのも無理はないでしょう。
そして今回の事例は、社会保険制度を会社任せにせず、働く側も自分が加入対象なのか確認しておくことの重要性を教えてくれます。
一方で、社会保険料は単純な「損」でもありません。厚生年金へ加入すれば将来受け取る年金額が増え、健康保険では傷病手当金など会社員ならではの保障も得られます。
目の前の手取りの給与のみではなく、保険料負担、将来の年金、働けなくなった場合の保障まで含めて視野に入れ、シニアの働き方や社会保険に加入する意味について考えてみることが大事です。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。