成長・厳選投資の注意点とは?

一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
 
・現在の組入上位銘柄には半導体サプライチェーンが多く、地政学リスクには注意が必要
・銘柄数を絞った厳選投資のため、各銘柄の株価変動の影響を大きく受ける
・近年はテック株の割合が高く、業界の景気サイクルには注意が必要
・信託報酬は年率1.65%とインデックスファンド等に比べると割高

続いて商品のパフォーマンスを紹介する。騰落率は以下の通りだ。

・1年 11.18%
・3年 81.99%
・5年 72.72%

(2026年6月末現在)

ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。 

<向いている人>
・特定の地域やセクターにこだわらず、世界の成長企業に厳選投資をしたい人
・直近のAI・半導体企業の成長を取り込みたい人
・短期ではなく長期の資産成長を重視する人
・アクティブ運用で市場平均以上のリターンを狙いたい人

<向いていない人>
・組入銘柄数の多いファンドを志向する人
・景気敏感株のボラティリティが気になる人
・短期でリターンを得たい人
・為替のリスクを取りたくない人

今回は「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる"推し"を見つけるヒントをお届けしていく。

執筆/フィナシー投資信託取材チーム

※記事内の数字は注記がない場合は7月9日現在(出所:アセットマネジメントOne公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)