強さの秘訣 

SMCの競争優位性は、以下の3点に裏付けられています。

①網羅的な製品群と顧客からの厚い信頼

1万2,000の基本モデルから派生する70万品目の製品バリエーションを有し、強力な直販体制により顧客のあらゆるニーズに迅速に対応しています。その品質と供給体制は高く評価されており、世界大手の半導体製造装置メーカーである米アプライドマテリアルズ社からサプライヤーエクセレンスを受賞するなど、業界内で確固たる地位を築いています。

②次世代に向けた巨額の先行投資

強靭な財務基盤を背景に、2026年3月期には過去最高となる1,502億円もの設備投資を自己資金で実行しました。特に、かねてより研究開発拠点として整備している千葉県柏市の柏の葉キャンパス新技術センター(Japan Technical Center)には総投資額約1,200億円を投じます。延床面積約8万5,300㎡の同施設は2026年3月に本格稼働を開始。約1,300人の技術者が集結し、先端分野とのオープンイノベーションを推進するグローバルR&Dの旗艦拠点となります。

③独自のBCP体制とサプライチェーン強靭化

在庫を潤沢に抱えるビジネスモデルに加え、岩手県遠野市に総投資額約400億円を投じた遠野サプライヤーパークを2025年8月に完成しました。主要な協力会社約20社を誘致し、SMCの工場と連携した一貫生産と製造DXを推進することで、部品の安定調達と納期短縮を実現していきます。また、海外でもベトナムでの生産拡大で中国への集中を回避しつつ、中国国内では「地産地消」を進めるなど、強靭な供給網を構築しています。