税軽減の効果は?

井出 掛金拠出時の効果を見てみましょう。所得税・住民税の合計が20%の場合、前述の図1のように15年間で144万円分、つまり毎年約10万円の税軽減になります。積立元本720万円のうち144万円分がお得になる計算ですから、実質、576万円で720万円分を積み立てられたと考えることができます。分散投資でリスクを軽減しながら、ある程度狙えそうな目標利回りで運用できるかがポイントです。

蘭丸 この1069万円に加えて公的年金、さらに手持ち資金が一定程度あれば65歳以降も生活できそうです。

図2 iDeCo15年1000万円積立シミュレーション

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

米子 ところで1069万円をまるまる受け取れるのですか? 受取時に税金がかかるという話でしたが…。

●例えば一時金で受け取るとどのくらい税金がかかるのか。後編「新iDeCoゼミナール隊がこっそり教える! 50歳から始めても間に合うiDeCo受取計画」で詳報する。