パフォーマンスは「国内・小型・成長株」が突出

2月の各資産のリターンを「MAB投信指数(MAB-FPI<Fund Performance Index>)=日本の公募追加型株式投資信託全体(除くETF)の動向を表す指数」でみると、トップは「国内株式」の10.47%、第2位が「外国REIT」の8.14%、第3位が「エマージング株式」の4.66%だった。2025年12月にトップだった「外国株式」は、2月は「外国債券」(2.29%)、「国内REIT」(1.74%)をも下回る1.56%で第7位になった。直近1年、6カ月、3カ月でみても「国内株式」(1年55.15%、6カ月33.84%、3カ月17.18%)はトップ、第2位は「エマージング株式」(同41.25%、27.83%、11.58%)の地位にあり抜群のパフォーマンスを残している。

2月のリターン上位ランキングも上位を国内株が席巻した。特に、「小型株」を投資対象にしたファンドが目立って良い成績だった。トップは「日本中小型成長株アクティブ・ファンド(愛称:ニッポンの翼)」で月間に25.11%上昇した。設定・運用はBNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン。国内の中小型株のリサーチで評価されるいちよし証券グループのいちよしアセットマネジメントが投資助言し、いちよし経済研究所のリサーチ力を活用している。

第2位は野村アセットマネジメントの「小型ブルーチップオープン」(月間収益率22.47%)、第3位はアセットマネジメントOneの「企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)」(同21.40%)、第4位が三井住友トラスト・アセットマネジメントの「SMT日本株式モメンタムファンド(愛称:トレンドランキング・日本株)」(同21.39%)、第5位にドイチェ・アセット・マネジメントの「ドイチェ・ジャパン・グロース・オープン(愛称:咸臨丸)」(同21.28%)となっている。

国内株以外のカテゴリーでは、第7位に「エマージング株式」に分類されるSBI岡三アセットマネジメントの「アジア半導体関連フォーカスファンド」(同20.78%)がトップ10に唯一入っているだけだ。それ以外はトップ10を国内株ファンドが占め、「小型成長株」にフォーカスしたファンドの成績が良かった。

執筆/ライター・記者 徳永 浩