9月10日、 「i シェアーズ AI グローバル・イノベーション アクティブ ETF」(以下、「ベスト AI」)が新規上場した。

上場を記念して、東京証券取引所にてセレモニーが開催された。

「ベストAI」はアクティブETF。世界中のAI関連企業の株式を投資対象とする。1000社以上あるAI関連企業から約40社を厳選し、集中投資する。急速な進化をとげ、企業の入れ替わりも激しい分野だけに、機動的かつダイナミックな投資判断を行う手法をとるという。運用を担当するのは、AIのスペシャリストでもあるトニー・キム氏が率いるチームだ。

また、日本初のグローバル株アクティブETFという点でも要注目だ。

打鐘するトニー・キム氏 (撮影:Finasee編集部)

資産形成においては、オール・カントリーやS&P500に代表される時価総額加重インデックスがスタンダードになりつつある。それらにAIの飛躍的な成長性を加えたいと考える個人投資家にとって、“サテライト”的存在としても有力な選択肢となるだろう。

なお、「ベスト AI」の銘柄コードは408A、信託報酬は0.847%程度。