ステート・ストリート・インベストメント・マネジメントは11月19日、東京証券取引所に米S&P500指数や金価格などを連動対象とするETF5銘柄を上場した。同日、東証でその上場セレモニーが開催され、同社最高事業責任者(CBO)のアンナ・パグリア氏や、日本法人の代表取締役社長 越前谷道平氏をはじめ関係者が参加。上場通知書を受け取り、記念の打鐘を行った。
今回同社が上場したETFは以下の5銘柄。
・ステート・ストリート・スパイダー ゴールドETF(為替ヘッジなし)(銘柄コード:447A)
・ステート・ストリート・スパイダー ゴールドETF(為替ヘッジあり)(同:448A)
・ステート・ストリート・スパイダー S&P500 ETF(為替ヘッジなし)(同:449A)
・ステート・ストリート・スパイダー S&P500 ETF(為替ヘッジあり)(同:450A)
・ステート・ストリート・スパイダー S&P500高配当株 ETF(同:451A)
ステート・ストリート・インベストメント・マネジメントは1993年1月に米国で初めてのETF「SPDR(スパイダー)S&P500 ETF」を上場したETFのパイオニアといえる存在。東証にもこれまで3銘柄の外国籍ETFを重複上場していたが、今回の5銘柄はいずれも東証への単独上場。同社にとって初めての国内籍ETF上場となった。
新NISAを通じた資産形成のエントリー資産ともいえる米国株式の代表的指数であるS&P500指数や、経済・市場の不確実性を背景に歴史的高値圏にある金(ゴールド)の現物価格を連動対象資産とするETFで、個人投資家の注目を集めそうだ。
