2024年8月の急落時との比較は?

株価の急落といえば記憶に新しいのが2024年8月5日。このときの日経平均株価は前週末から4451円安と、下げ幅では1987年のブラックマンデー翌日(3836円安)を超えて歴代1位だった。

2024年8月5日の急落についての当時の同様の調査では、市場の混乱が収束する期間として最も回答率が高かったのは「1カ月程度」で24.1%。半年以内に混乱が収束すると予想した人は71.7%※だった。今回のトランプショックは株価の下落幅こそ及ばないが、混乱が長期化すると予想する人が多い結果となった。

※1カ月程度(24.1%)、3カ月程度(20.6%)、半年程度(16.1%)、1週間程度(10.9%)の合計

出所:三井物産デジタル・アセットマネジメント調べ

25年末の日経平均株価はどうなる?

トランプショックは一時的な乱高下で終わるのか。2025年末頃の日経平均株価について個人投資家はどんな見通しをもっているのか。同調査によれば、最も回答率が高いのは「3万5000円~4万円未満」(34.7%)。約35%の人は急落前の水準を回復すると見ているようだ。

出所:三井物産デジタル・アセットマネジメント調べ