市場の混乱は「半年以内に収束」が半数を超える

今回参考にするのは三井物産デジタル・アセットマネジメントによる10代~70代の1172人を対象とした調査「株式市場混乱を受けてのアンケート」。回答者は投資経験10年以上の個人投資家が半数を占めている。

4月に入り株式市場は不安定な値動きが続くが、個人投資家は市場の混乱がどれくらい続くと見ているのだろうか。

出所:三井物産デジタル・アセットマネジメント調べ

同調査によれば、最も回答率が高いのは「半年程度」で22.7%だった。次いで「3カ月程度」が19.1%と続く。さらに「1カ月程度」(13.7%)と「1週間程度」(2.6%)も加えると、半年以内に収束すると回答した人は58.1%にのぼった。一方で「わからない」と回答した人は16.4%。これは3番目に多い水準であり、判断がつかない人も一定数いるようだ。