「成長投資枠」の購入実態について、「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」(日本証券業協会)から見ていこう。
成長投資枠では「国内株式」が約半数
調査では2024年に新NISA「成長投資枠」で選ばれた購入銘柄について、対象資産のタイプ別に集計している。結果、最も選ばれているタイプ1位は「日本国内株式」(48.8%)だった。
成長投資枠で選べる運用商品は国内外の株式や投資信託。特に新NISAでは株式には成長投資枠でしか投資できない。そのため国内株式が断トツのトップと、多くの人に選ばれている。このように国内の上場企業に成長資金が供給されている点からは日本の経済成長にも好循環が期待できそうだ。
2024年中の新NISAにおける購入銘柄のタイプ<成長投資枠>
※ 成長投資枠で購入された銘柄数(n= 11,675) 一人あたり購入銘柄上位5銘柄を集計しているため、n値は延べ銘柄数。購入銘柄数及び購入銘柄のタイプが「わからない・不明」の回答を除く
2位は、「投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を含む)」(13.1%)。成長投資枠では投資信託にも投資することができる。中でも、つみたて投資枠では投資できないタイプの投資信託を選ぶことができる点が特徴だ。一例として挙げると、隔月で分配金が出るタイプなどがある。