「つみたて投資枠」の購入実態について、「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査結果(速報版)」(日本証券業協会)から見ていこう。
全世界株式インデックスファンドが過半数越え
2024年中に新NISAで金融商品を購入した全国10代~70代(男女7610人)を対象に実施された同調査。「つみたて投資枠」で選ばれた購入銘柄について、対象資産のタイプ別に集計している。
結果、最も選ばれているタイプは「投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を含む)」(36.8%)だった。この選択は、投資家がリスクを分散しつつ、グローバルな市場での成長に期待していることを反映しているといえそうだ。
2024年中の新NISAにおける購入銘柄のタイプ<つみたて投資枠>
※ つみたて投資枠で購入された銘柄数(n=9,397) 一人あたり購入銘柄上位5銘柄を集計しているため、n値は延べ銘柄数。購入銘柄数及び購入銘柄のタイプが「わからない・不明」の回答を除く
2位は、「投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を除く)」(18.5%)。これは1位の全世界株式タイプから日本を除いたタイプだ。このタイプに投資している人には、例えば成長投資枠などで個別の日本株式に投資しているなどの理由から、投資信託では日本を除くタイプを選んで分散投資を意識しているという人もいるだろう。