「候補となる物件が少ない」 賃貸物件探しで高齢者が不利になる実態
高齢者だと賃貸物件探しで不利なのか。調査では、「高齢であることを理由に不平等を感じた経験」を質問してもいる。結果、「あった」と回答した人が37.1%にのぼった。
具体的には、「候補となる物件が少なかった」という回答が最も多く64.0%。次いで「保証人の追加や過剰にお金の請求を受けた」(16.0%)、「プライバシーに関わる内容など過剰に質問や調査をされた」(14.7%)と続く。家主が警戒するあまり、不快な経験をした人も少なくないようだ。
高齢者の雇用が一般的になり、収入改善につながれば、こうした不平等も解消していくのか。今後に期待したい。

調査概要 調査名:高齢者の就労と住まい探しの実態調査 調査主体:株式会社LIFULL 調査対象:59歳まで会社員であった60~65歳の1592人 調査方法:インターネット調査 調査期間:2025年2月27日 ~2025年3月4日