地域付き合いが濃いところは?
「地域での付き合いはどの程度が望ましいと思うか」との問いには「地域の行事や会合に参加したり、困ったときに助け合う」との回答が30.3%と最も高く、前年より0.5ポイント増加した(単一回答)。
回答は、都市の規模別でも集計しているが、上記の回答率が最も高かったのは「町村」で40.8%、最も低かったのが「東京都区部」で16.7%だった。
次いで、「地域の行事や会合の参加する程度の付き合い」が27.3%と続いた。一方、「地域での付き合いは必要ない」という回答は1.1%で、こちらも前年より0.5ポイント増だった。
地域付き合いの希望は小都市ほど濃密であり、都市の規模に反比例する結果だった。
●調査では、「社会の役に立ちたいと思うか」についても質問しているが、結果は思いがけず…。後編「“社会の役に立ちたい人”はどのくらいいるのか? 全国調査の意外な結果が「東京都区部」で発現【内閣府最新データ】」にて詳報する。
調査概要 調査主体:内閣府 調査名:社会意識に関する世論調査 調査対象:全国 18 歳以上の日本国籍を有する1777 人 調査期間:2024年10月3日~2024年11月10日