ソフトバンクは株式分割で最低投資額10分の1に…株主優待も新設!総利回りは?

子会社のソフトバンクは、2024年9月に実施した株式分割でも話題です。分割割合は1:10で行われ、1単元(100株)の最低購入額は、およそ20万円から2万円に低下しました。

ソフトバンクは、分割と同時に株主優待の新設も公表しました。優待は1,000円相当のポイントを進呈する内容です。1年以上かつ100株以上を保有する株主が対象となっています。配当金と株主優待を考慮した総利回りは、足元で9%台後半に達しています。

【ソフトバンク(子)の配当・優待利回り】

・株価:191円(2024年10月1日終値)
・予想配当金(分割考慮後):8.6円
・予想配当利回り:4.50%
・株主優待:1,000円相当のPayPayポイント
・優待利回り:5.23%
・配当+優待総利回り:9.73%

※株主優待は2025年3月末を起算日として1年以上かつ100株以上の保有が対象
※優待利回りおよび配当+優待総利回りは100株保有時
出所:ソフトバンク 株式分割および定款の一部変更、ならびに株主優待制度の新設に関するお知らせ

ソフトバンクグループ、ソフトバンクに投資できる投資信託

先述の通り、子会社のソフトバンクは株式分割で投資しやすくなりました。しかし親会社のソフトバンクグループは、投資に比較的まとまった金額が必要です。

国内株式は原則として100株単位で売買します。株価が8000円を超えるソフトバンクグループ株式は、売買に80万円超の資金が必要です(2024年10月1日終値:8682円)。

しかし投資信託なら、多くの場合100円~1万円で購入できます。以下のようにソフトバンクグループ株式を組み入れる銘柄を買えば、間接的な投資が可能です。ソフトバンクグループ株式は、日経平均株価を参照するインデックスファンドやITをテーマに持つ投資信託などで組み入れられる場合があります。

【ソフトバンクグループ株式を組み入れる投資信託の例】

出所:各銘柄の月次レポート

なお、子会社のソフトバンクは以下のような投資信託で組み入れがあります。高配当株式へ投資するテーマ型ファンドで組み入れられる傾向にあります。

【ソフトバンク株式を組み入れる投資信託の例】

出所:各銘柄の月次レポート