本当に国民年金だけで大丈夫?

国民年金を20歳から60歳まで納めると、毎月約6.5万円もらえるという金額でした。一般的な寿命で考えると、納めた金額に対して、非常にいい投資と言えるかと思いますので、簡単な試算をしたいと思います。

納付     1.66万円(令和4年度)×12か月×40年 = 796.8万円
給付(男性)  77.8万円(令和4年度)×(82歳-65歳) = 1,322.6万円
給付(女性)  77.8万円(令和4年度)×(88歳-65歳) = 1,789.4万円

となります。
これを年率にしますと、男性は1.49%、女性は2.18%。預金に比べると、かなりいい投資といえます。少し物足りないように感じられるかもしれませんが、
● 長生きしても終身で年金を受け取ることができる
● 障害状態になった場合には、障害年金として受け取ることができる。
● 遺族がいる場合、遺族年金が受けられる場合がある。
● 納めた保険料は、所得税や住民税の還付を受けられる
というメリットがあります。

先ほど、投資とお伝えしましたが、年金は3つの大きなリスク「長生き・障害時・死亡時」をカバーしている保険機能がメインの制度なんです。ですが、国民年金だけでは、毎月約6.5万円程度の金額にしかなりませんので、生活費を考えれば心許ないと言えるでしょう。

iDeCoには3つの税制優遇 積立時、売却時、受取時におトク!

自営業やフリーランスの方は、節税などをされていると思いますが、iDeCoも積み立てに回したお金は、【小規模企業共済等掛金控除】として、全額が所得控除の対象となり、所得税(5~45%)や住民税(10%)を抑えられることになります。貯金や投資をすることで税金の還付を受けられることができるので、気分的にも財布的にも嬉しい制度と思っております。

税控除シミュレーション-(iDeCoナビ)
https://www.dcnenkin.jp/tax/

他にも、投資している間は、売却益に対して税金は非課税(本来は約20%)、受け取る時も、一定額まで税金が掛からない仕組みとなっています。

今回は、自営業・フリーランスの方に焦点をあて、iDeCoのことに触れてみましたが、多くの方が使える制度になりました。税制優遇が優れているiDeCoですが、基本的には60歳まで引き出せないなどの制約もあります。ここでは触れませんでしたが、その点を補うような制度にNISAもあります。一定の投資額、一定の期間、利益などがiDeCoなどと同じよう非課税です。

本当に資産形成に良い制度が整ってきた環境になりました。ぜひ上手く活用して欲しいと思います。