この時期になると皆さんの手元に 保険会社などから 保険料の払い込み証明書が届いているかと思います。会社員の方は、年末調整で書類を提出されているかと思いますが、フリーランスや自営業の方は保管し、しっかりと年明けに確定申告をお願い致します。
私の手元には国民年金基金連合会からも届いていました。今年から企業型確定拠出年金(DC)からiDeCo(個人型確定拠出年金)に切り替えたので、その払い込み証明書が届いていました。
ちなみに2022年は、確定拠出年金にとって2017年に次ぐ大きな改正があり、さらに利用しやすくなりました。 ここで現在の利用状況を見てみたいと思います。
iDeCoの利用状況をチェック!
国民年金基金連合会では、iDeCoの加入者を4つの区分で管理しています。
第1号加入者 自営業者等やフリーランス
第2号加入者 会社員や公務員
第3号加入者 専業主婦(夫)等
第4号加入者 国民年金の任意加入者(60歳以上の方など)
2022年10月時点の加入者状況を見てみたいと思います。
※第4号加入者は今年から対象なので、まだ加入されているかたは少数です。
iDeCo加入状況
やはり第2号加入者が多いようですが、もともとの母数が違いますので、被保険者ごとの利用割合で見たいと思います。
制度別のiDeCo利用率
見てみますと、圧倒的に公務員の利用率が高いですね。12%なので、今では公務員の約8人に1人がiDeCoに加入しています。その一方で、1号(自営業者やフリーランス)の加入率は2.0%、この数字を見ると低さが気になります。