オイカツに「私も周りも幸せにする」行動を加えよう

最近改めて思うのは人とのつながりに勝る財産はないということです。将来に備えてお金を蓄えることは当然大切ですが、お金がたくさんなくても幸せを感じる、健康を損なっても幸せな気持ちでいられる「場所」を作ることの方がよっぽど価値があるのではないかと。

つまり、社会や家族から孤立しても困らない様に対策を打つより先に、社会や家族から孤立しないようなことを考えることが先決だということです。すなわち「見えない資産」への投資です。

オイカツ世代のこれからは、何も楽しいことばかりが起こるわけではありません。友人や家族との別れがあったり、自分自身もできない事が増え自信を失ったりすることも多いでしょう。不確定なことも多く、考えれば考えるほど、不安が募るかもしれません。でも正直なところ、いくら備えても一人で生きられるわけでもないし、むしろ75歳以降の自分に居心地の良い場所があることが安心につながるのではないのかなと思うのです。

そのためにはこれからは少し周りを見渡して、“私”が幸せでいられる世の中のために何かできることはないだろうかと思いを馳せることは悪いことではないでしょう。“私”が幸せでいるためには、家族が幸せでいなければなりません。友人も幸せでいてもらわないとダメですし、街の人も幸せであった方がもちろん良いです。

そういう幸せを続けるための行動をこれからの「オイカツ」に加えましょう、というのが私からのご提案です。幸いオイカツ世代が80代になるのは相当先のことです。これから、「目に見えない資産」の積立を始めれば、十分世の中が変わるだけの成果が期待できるでしょう。

 

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