太陽光発電詐欺に遭った場合の対処方法

太陽光発電詐欺に遭ったら、以下のように対応しましょう。

クーリングオフ

田島さんのケースのように、消費者が業者の訪問販売で太陽光発電機を購入した場合、クーリングオフができます。契約書とクーリングオフ書面の交付後8日間であれば、無条件で取り消しできるのです。

「おかしい」と感じたら、早めに相手へクーリングオフ通知を発送しましょう。

8日間は業者からクーリングオフ書面を交付されてからカウントするので、書面を受け取っていなければいつまででもクーリングオフできます。

取消

クーリングオフ期間が過ぎても、業者からだまされて契約した場合には詐欺や錯誤による取り消しを主張できる可能性があります。

ローンの支払い停止

ローンを組んで太陽光発電機を購入してしまった場合でも、クーリングオフや取消などの抗弁事由があれば支払いを停止できます。クレジットカードやローン会社へも支払い停止の抗弁書を送りましょう。

弁護士に相談

自分で業者に連絡しても対応してもらえない場合、弁護士へ相談してみてください。

クーリングオフや取り消し通知の作成・発送、クレジットカード会社への対応、業者との交渉などを任せられます。

最後に

太陽光発電はエコで良い面もたくさんありますが、詐欺も横行している世界です。少しでも「おかしい」と感じたら、早めに専門家に相談してみてください。

●前半の記事→『太陽光発電で270万円の大損… “エコ意識”主婦がだまされた業者の手口』