ここに注目:ナスダック100指数を対象にしたレバレッジ型ファンドが人気
5位に「楽天レバレッジNASDAQ-100」、6位に「iFreeレバレッジNASDAQ100」がランクインしている。これらは、日々の基準価額の値動きがナスダック100指数の値動きに対し、概ね2倍程度となることを目指したレバレッジ型ファンドである。ナスダック100指数は、アマゾン・ドット・コムやグーグル、アップルなどIT・ハイテク企業の構成割合が高く、S&P500種株価指数などほかの株価指数と比較しても高いパフォーマンスをだしている。そして、「iFreeレバレッジNASDAQ100」の11月末時点における騰落率は、以下の通り。
1カ月 7.8%
3カ月 9.6%
6カ月 41.5%
1年 71.4%
レバレッジをかけていることから、非常に高いリターンとなっている。ただ、今後もこのリターンが保証されているわけではない。株価が下落した場合は大きく損失する可能性がある「ハイリスク・ハイリターン」型の投資信託であるということを忘れてはいけない。保有コストである信託報酬がインデックスファンドよりも高く、リスクも大きいことから長期保有には向いていない。あくまでも短期狙いの金融商品として購入すべきである。